新疆ウイグル自治区で騒乱
2009年 07月 08日
5日に新疆ウイグル自治区ウルムチで起こった騒乱では中国当局の発表で死者156人、負傷者1,080人そして1434人が騒乱に関与したとの事で拘束されたようである。7日には数千人規模の漢民族のデモが起き、ウイグル族との対立が続いている。G8に出席予定の胡錦濤主席は急遽出席を取り止め帰国した。ウイグルでの騒乱に対応する為との説明であるが、人権問題がサミットの場でテーマとなる事に先手を打っての帰国との見方もある。チベット問題を含め、少数民族問題は中国にとっては国家の安定に避けては通れないが、漢民族優遇が経済格差につながっているとも言われ解決までには多くの課題がある。
by seiichiro_dokyu
| 2009-07-08 22:53