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地域のチカラで、夢をカタチに!   民主党  どうきゅう誠一郎


by seiichiro_dokyu
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ゆく年2010

今、紅白歌合戦を見ている家族の傍で1年を振り返りながら遅い年賀状を書きつつこのブログを書いています。1年前の政権交代の熱狂から政治の閉塞感がましたようにしかメディアは報道していませんが、確実に変化は起こり始めています。1次産業の6次産業化、自分としてはこの点を第1にあげたいと思います。
地方経済の疲弊と崩壊の危機に瀕している地域社会、第2次世界大戦からの復興の中で大都市、製造業を成長エンジンとして位置付け、世界に冠たる工業国日本を作り上げました。1989年のバブル崩壊以降の日本経済の縮小停滞の状況、今、私たちに求められている事の1つに地方と1次産業の産業化があると思います。コメ所得補償制度モデル事業が今行われていますが、これを順次広げ1次産業全体をカバーするようにしていきます。意欲ある担い手を支援し、活力ある1次産業を生み出し、地方経済の活性化する。地方には仕事が無いと言われ、メディアもそう報道しています。しかし、本当にそうなのでしょうか?私も含め我々は学校を卒業したらネクタイをして机に向う、工場で働く事だけが仕事みたいな教育を受けています。農業、林業そして漁業に従事する事が立派な仕事、国土を守る仕事であるとのプライドを持って出来る仕事であるように社会の評価(当然経済的評価を含みます)を変える、これが戸別所得補償制度の基本的考え方でもあります。
今、TPPの問題がクローズアップされ、農業vs製造業の矮小化された議論がなされていますが、TPPは金融、郵政、サービス、公共事業等々あらゆる産業の自由化を目的にしています。TPP議論も含め今一度1次産業の産業化を推進する為の国民レベルでの議論を行なうべき時です。
by seiichiro_dokyu | 2010-12-31 21:19